9月28日~10月6日まで国際連合難民高等弁務官事務所(UNHCR)主催の
「難民映画祭」が東京で開かれています。
第8回目を迎える今年ですが、今シリアで起きている紛争が
危機的状況であることを考えると人々の難民に対する関心
は高くなっているのではないでしょうか。
現在、世界中で4500万人以上もの人が
国を追われて生活しているそうです。
2012年だけでも760万人もの人が
避難生活を送っているのです。
4秒に1人の割合で家を追われているということを
考えるとその数は大変多いものです。
しかし、自分の周りに難民がいなければ彼らが
直面している問題や苦悩を本当に理解するのは
難しいのではないでしょうか。
そういう意味で難民映画祭は多くの人に難民が抱える問題を
理解してもらう良い手段と言えますね。
どのような映画祭?
第8回難民映画祭では15作品が上映されます。
映画では恐れや失望だけを表しているのではなく、
勇気や希望も表現しているそうです。
東京の7つの会場で行われますが入場は無料だそうです。
ただし各会場で寄付を募っています。
上映作品のひとつ『シリア、踏みにじられた人々と希望』は、
今年3月に勃発したシリア内戦によってトルコの難民キャンプで
生活することを余儀なくされた人たちを追ったドキュメンタリーです。
シリアでの内戦に関するニュースが流れない日はないくらい
皆が心配していることです。
映画を見ることによってさらにシリアの現実を
理解することができるのではないでしょうか。
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