JR横浜線の踏切事故で老人を助け亡くなった村田奈津恵さんに、
紫綬褒章が送られました。
この悲しい事故は、10月1日の午前11時半ごろ、
JR横浜線の中山駅から100メートルほど東のところにある
川和踏切で起こりました。
警報機がなり遮断機が下りて来たので、
父親が運転する車の助手席に座っていた村田奈津恵さん(40歳)は、
反対側の線路の上に高齢者の男性がうずくまっているのを見つけ、
「助けなくちゃ!」と父親の制止を振り切って踏切内に侵入。
なんとか男性を助けようとしている最中に、
左から走ってきた電車にはねられて死亡しました。
男性は鎖骨を折るなどのけがをしただけで助かりました。
政府は、他人のために自らの生命の危機を顧みずに救出にあたった村田さんの
勇気ある行為を称え、安部総理からの感謝状と、
名誉ある紫綬褒章を授与することに決めました。
ほんとに勇気ある行動で素晴らしいですね。
自分を犠牲にして他人を助けられる人は少ないと思います。
自分が安全な立場であれば人助けする余裕があると思いますが、
自分も死ぬかもしれないと思ったら足がすくんでしまうと思います。
でも、村田さんは何の迷いもなく踏切に飛び込んで男性を助けました。
頭で考えるより先に身体が先に動いたんですね。
ほんとに優しい方です。紫綬褒章にふさわしいと思いました。
亡くなってしまったのが本当に残念です。どうぞ、安らかに・・・。
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