日本の観光資源の1つとして確立している「城」であるが、この「城」の目的や存在の意味は使われる時代によって少々違ってくる。

 

城の形態、役割、機能はその時代の歴史、地域によって様々であり、城が必要とされたのは主に都市や国家の成立によってであった。他の都市や民族の支配者からの攻撃に備えているのはもちろん、都市の軍事的拠点である。また軍事目的だけではなく、政治・文化のシンボルでもあった。

 

 

これには今の観光資源としてはまったく触れておらず、軍事的、政治的視点に照準を合わせている。

 

 

「城」は、はじめは戦国時代をピークとした戦において、敵の攻撃を防御する存在であった。そうした時代では守りが堅い実用的な城が中心だった。その後は織田信長の安土城、豊臣秀吉の大阪城など、権威を象徴するために実用性より装飾性に重視した城がある。これは、最初は権威のシンボルの為に城の装飾を派手にしたり、内装に手間をかけて華美するという作業を行ったが、これがのちに観て楽しむことができる城の変化に影響を与えている。

 

 

最初は自然の地形を利用して、外敵の侵入を防ぐためのみに築城された軍事的建造物であった。しかし、時代が下るにつれ、軍事目的だけではなく、支配者の権勢表示を兼ねるようになった。城郭都市という都市全体を城壁で囲むものあった。城は現在も名所、旧跡として観光資源となっている。日本の城には世界遺産や重要文化財に指定されたものもある。

 

 

また城は戦のとき籠るための施設であるが、「日本文化の粋」でもある。また日本人の宝物というべき城を活かして「品格ある地域」の実現の契機になる。

これは日本文化の城の魅力を活かすことで地域を活性化する資源として見ている。

 

 

「城」が何百年にもわたって現在にそびえ立つことによって観光資源のという枠より日本の文化と位置づけされている。

 

 

「城」という字は「土」偏に「成」と書く。

だから「城」をもっと世界に誇るべき存在にしないといけないのである。