新型の国産ロケット「イプシロン」の打ち上げが成功しましたね。
先月27日、機体の異常が誤って検知されたために発射19秒前になって
打ち上げを中止したのです。
その後宇宙航空研究開発機構(JAXA)は
本日の再打ち上げに向けて念入りに点検を重ねたようですね。
なんでも今回機体の異常を検知するための設定を
19項目も見直したそうです。
また、他にも先端部カバーの断熱材で接着が十分でない部分が
数か所見つかったようでそれも補修したといいますから
ある意味良かったのではないかなんて考えてしまいました。
2度目の打ち上げ
そしてとうとう本日14日午後2時に鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所から
打ち上げられその後3時過ぎに搭載した衛星を
分離して打ち上げは成功したのです。
イプシロンの意味
イプシロンは、全長24・4メートル、重さ91トン。
2001年に「H2A」が打ち上げられてから
実に12年ぶりに日本の国産ロケットが打ち上げられたことになります。
低コストと効率性が特徴のようで38億円程度に抑えられているそうです。
まあ、38億円という額がどれほどのものか全く想像できませんけれど(笑)。
JAXAの森田泰弘プロジェクトマネージャは、
台風が小笠原付近にあることで打ち上げが
できるのかぎりぎりまで心配だったことを明かし、
打ち上げが無事成功したのでホッとした様子でした。
責任の重みで押しつぶされそうになることもあったでしょう。
お疲れさまでしたと言いたいですね。
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