日光を浴びずに母乳だけで育児を続けると乳幼児が
ビタミンD欠乏性くる病になる事例が報告されています。
ビタミンD欠乏性くる病とは?
くる病とは、骨の発育期にカルシウムが骨に沈着せず
軟らかい骨の組織が増加することによって、
骨の成長障害や骨格や軟骨部の変形を伴いO脚になることが多い病気です。
カルシウムを骨に取りこむために必要なのがビタミンD。
ビタミンDは魚や卵黄・キノコなどの食品からの摂取と紫外線で生成されるので、
日光浴は不可欠なのです。
栃木県のある病院には日照不足とみられるビタミンD欠乏性くる病の乳幼児が
3人(1歳2カ月~1歳9カ月)来院し、
一人はカルシウム不足によるけいれん、2人はO脚になっていて、
3人のうち2人が1歳以降も母乳を続け、
離乳食をほとんど食べていなかったということでした。
発症の原因・要因は?
その中の一人に話を聞くと、2年前の東日本大震災で
起きた原発事故での放射能漏れを恐れ、
子どもを屋外に出さない生活をしていたらしいのです。
確かに放射能は目に見えないものだから恐れる気持ちは
すごくよく分かりますが、各地で放射能が測定されその数値も公開されていたので、
まったく屋外に出さないというのはやり過ぎのような気がします。
親子ともにストレスもあっただろうし
そこまでできるのがすごいなと思いました。
対策と日光の必要量
では1日あたりどれだけの日光浴が必要なのでしょうか。
日照時間の少ない冬季の札幌市では正午でも1時間以上必要だそうです。
しかし逆にやり過ぎると、高カルシウム血症や腎障害などを
招く恐れがあるというので適度な日光浴が必要ですね。
要するに普通に生活していて、冬は積極的に屋外に
出るようにすれば大丈夫ということですね。
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